今回も5日間共クロージングDJを務めてくれたDJ和を最後にステージ袖で迎えて握手をした時、「みんなの最高の笑顔にやられましたー!」と泣いているのか笑っているのか判らない笑顔(?)で言われたのがとても印象的でした。
JAPAN JAM 2024、全日程が終了しました。とても多幸感に溢れたフェスでした。
これだけ天候に恵まれたJAPAN JAMは蘇我に会場を移して7回目で初めてのことで、いくぶん非科学的な言い方になってしまいますが、いろいろな所で何かが味方をしてくれた、と思わずにはいられません。もしそれが本当にあるとしたら、それはこのフェスをとことん楽しみ尽くそうと毎日会場に集まってくれた参加者の皆さんが持つ破格に高い熱量だったのだと思います。
昨年を4万人近く上回る19万2000人が参加してくれました。
最終日の前説でも話しましたが、夏のROCK IN JAPAN FESTIVALや冬のCOUNTDOWN JAPANと比較して、まだ発展途上のフェスだと思われ続けているJAPAN JAMですが、こと動員数に関しては屋内フェスゆえキャパシティに上限があるCOUNTDOWN JAPANを大きく上回るフェスに成長しました。
参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
次回に向けたいろいろな課題も見つかっています。それらとひとつひとつ向き合い工夫と改善を繰り返しながら、我々なりの「フェスの自由」を追求していきたいと思います。
そしてJフェスのバトンは、ROCK IN JAPAN FESTIVALにつながれます。すでにお伝えしている通り、25周年の今年は8月の蘇我と9月のひたちなかの2会場計10日間開催です。
まずは8月3日(土)・4日(日)/10日(土)・11日(日・祝)・12日(月・振休)の蘇我です。アーティスト発表は5月15日(水)を予定しています。すでに夏のようだったJAPAN JAM 2024でしたが、これから本当の夏が始まります。2024年夏、ふたつのROCK IN JAPAN FESTIVALでお会いしましょう。
2024年5月6日
Jフェス総合プロデューサー
海津 亮